■ インドアカネ(アカネ科) → 赤を染める |
日本のアカネと同様の四葉の茜。ヒマラヤ山麓の丘陵地帯チョタナーグプル、スリランカの山岳地帯に自生する。これに含まれるアリザリンが赤色の染料となる。現在は西北インドではほとんど使われていない。 |
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■ 合成アリザリン → 赤を染める | 1868年に発明された。アカネに含まれる色の褪せやすいパープリンを含まないので耐光性、純度、鮮やかさにおいて天然アカネより優れている。現在インドで行われるアリザリン染はほとんどが合成アリザリンによるものであるが染色工程は天然アカネの場合とほとんど変わらない。 |
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■ インドアイ → 藍色に染める |
これの葉から藍色(インディゴブルー)に染めるためのインディゴ染料を作る。20世紀初頭にはインド国内の藍染は大部分が輸入合成インディゴによる藍染になった。 |
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■ 合成インディゴ → 藍色に染める | 1880年に発明された。天然藍の主成分インディゴと同じ構造の色素を合成したもの。現在西北インドの更紗に用いられているインディゴはほとんどがこれであるが、染色工程は天然藍のそれとほとんど同じ。 |
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□ ミロバラン → ■アリザリン染めの下染め → ■鉄塩を使い黒を染める |
インドからスリランカ、ミャンマー、マレーの森林に生える常緑樹。 果肉を乾燥させ粉にしたものを水に溶かして使う。アリザリン染の下染めに必ず用いられる。 果皮は多量のタンニン酸を含み、解熱、止血など薬用につかわれる。 |
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□ ザクロ → ■緑、■黄色を染めるのに使う | 果皮に含まれるタンニン酸が染料となる。木版染めでは藍と重ね染めをして緑に、またウコンと混ぜて黄色を染める。 |
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■ ウコン → 黄色を染める | インド料理に欠かせない香辛料、着色料。根を乾燥させて粉末にしたものを染料として使う。ミョウバンを媒染剤として黄色、またはオレンジがかった黄色に染める。褪色を防ぐためにザクロとともに使われる場合が多い。 |
□ 生明礬 | 火山灰地でとれる無色または白色の結晶。インドでは飲み水を浄化するために一般家庭でよくつかわれる。 |
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□ 鉄塩 | 古鉄(鉄くずなど)を黒砂糖の水溶液で酸化させて作る。 |
□ ダブ染 バグルー地方 |
ジャイプール、バグルー周辺で行われている。 材料は小麦屑の粉、消石灰、ガム(アカシヤモドキなどから採るガム樹脂)。 |
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□ パー防染 □ キリヤナ防染 バールメール地方 |
回教徒の腰巻アジラック(アズラック)を染める時の特殊な防染方法。 |
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□ 泥防染 ジョドプール周辺 |
おもに粘土を防染在として用いる。西北部インドの村で最も手軽な防染方法である。材料は粘土、消石灰、ガム。 |
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