■インドの更紗手帖 - 世界で愛される美しいテキスタイルデザイン 編集者:田中敦子 発行者:小川雄一 発行所:誠文堂新光社 2014年8月18日 一枚一枚が美しくも愛らしく、威張らない日常の布。知ればきっと夢中になる、きっと手にしたくなる。 そんなイメージのインド更紗の現在形。 トラディショナルからコンテンポラリーまで、インド更紗の「今」に焦点を当てたユニークな視点。収録した写真も多数! |
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■スイス/バーゼル民族学博物館蔵 インドの伝統染織 著者:Dr. Marie-Louise NABHOLZ-KARTASHOFF 翻訳:とみたのりこ、 熊野弘太郎 発行者:吉岡幸雄 発行所:図書出版 紫紅社 京都市東山区大和大路通古門前上ル西側 電話:075-541-0206 1986年5月16日 高名な染織学者アルフレッド=ビューラー氏の指導のもとに20世紀初頭より始められた収集、調査研究の集大成。格調高い美しい写真と詳細にわたる念入りな説明が和英二ヶ国語で記されたインドの布好き必携の書。初版の出版時は評判になりました。 布を 「織」 「刺繍」 「アップリケ・キルト・ビーズワーク」 「更紗」 「絞り」 「絣」 に分類し、学術的で詳しい説明がなされています。取り上げている布は資料的な価値が高いことは言うまでもないですが、なおかつ洗練された美しい布を多く掲載しています。布に関わる者には何度もひも解きたくなる一冊です。 |
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■知られざるインド更紗 - 南海の島々インドネシアにおける発見 著者:吉本忍、太田淳 発行:京都書院 1996年8月10日 大航海時代に東南アジアの広大な海域に連なるインドネシアに送り込まれたインド更紗を岡田コレクション 、今昔西村コレクション、織田有コレクション、国立民族学博物館の所蔵品から精選して紹介しています。 おもにインドネシアのマーケットを意識して作られたものですが日本やヨーロッパにもたらされたインド更 紗と共通するデザインや、これまでにはほとんど知られていないデザインも見ることができます。 現在、インドネシアの骨董屋で見かける布のなかにも多くのインド産の布を見ることができます。また、インド更紗、絣のデザインが他国において変容していく様がわかり、とても興味の尽きない一冊です。 |
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■Homage to Kalamkari Mulk Raj Anand Marg Publications Army & Navy Building, Mahatma Gandhi Road, Mumbai 1979年4月 ムンバイ、イギリス、カナダの美術館、およびインド人コレクター所蔵の手描きインド更紗(カラムカリ) の図録、解説書。インド各地の主な手描き更紗をほとんど網羅し、伝統的に使われてきた代表的な15色の染色のプロセス、レシピが詳細にわたって記述されています。 表紙はアンドラプラデーシュ州マスリパタムのカラムカリの布で装丁されています。 英語版。 |
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■KAT TEXTILES OF INDIA CHELNA DESAI Thames and Hudson 30 Bloomsbury Street, London 1989年 インド人グラフィックデザイナーによるインドのイカット(絣)の図録。 経絣(たてがすり)、緯絣(よこがすり)、経緯絣(たてよこがすり)のいずれもインドが原点と言われていますが、そのバリエーションの多彩さに感心します。 グジャラート、アンドラプラデーシュ、オリッサ州の絣を産地別にまとめて収録してありますので各地のデザインの特徴をとらえるのに参考になります。 また、イカットによくつかわれるモチーフの意味なども、詳しく解説されています。 英語版。 |
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■インド 砂漠の民と美 編者:岩立広子 発行所:用美社 東京都中野区上高田1-1-20 電話:03-3367-2288 1984年7月22日 当時、まだほとんど関心を持たれなかったインドのグジャラート地方を旅したコレクターの写真家としての才能を予見させる美しい写真に満ちた本。 |
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■村むらに伝わる印度木版更紗 著者:西岡由利子 発売元:株式会社染色と生活社 京都市下京区松原通り烏丸西入る 電話:075-351-0667 昭和60年5月21日 インド、ラジャスタン、グジャラートの田舎の村人たちが身につけている更紗の実物を集めた貴重な本。73種類の布を張ったプレートとともにバグルー、バールメールなどでの染色工程も詳しく記されています。本物の自然染料の色の見本帳としても価値があると思います。 |
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■The Cashmere Shawl Monique Levi-Strauss Dryad Press Limited, London 1986年 現代のテキスタイルデザインに多くの影響を与え続けているカシミールショールのデザインを分析、解説した書。実物の写真のみならず、17世紀のヨーロッパ人によるデザイン原画も多く収録されており、このタイプのショールの歴史を知るには必読の書のように思います。 英語版。 |
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■The Kashmir Shawl Frank Ames 今やモードの世界に深く入り込んでいる ”ペーズリー柄” の原型がここにあります! さまざまなカシミールショールの時代別の分類、モチーフの意味、用途、織のテクニックなど多くの写真と イラストで構成された読むほどに引き込まれる本です。 英語版。 |
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