インドネシアのヴィンテージ布
インドネシア、南スマトラ州パレンバンの男性用サロン(腰衣)。
金糸の緯紋織りが施され、正装の一部として用いられたものと思われます。
伝統的で高度な技法を使って手織りで織りあげた一枚の布を腰衣として筒状に縫製したものです。 但し、縫製にはミシンが使用されています。
以前に作られ、使用されていたものです。 手紬糸、染料、技法から相当に古い布と推定されますが、作られた年代は不明です。
現在で同様、同質のものを作ること極めて難しいとされており、大変貴重なものです。
タペストリーとして、またコレクションピースとしても永く楽しめる布です♪
★ご注意
この布はかなり以前に作られたもののために引っ張り、摩擦などに対する強度があまりありません。
また、微細なキズ、穴が開いている場合がありますので、コレクションまたは観賞用の布とお考え下さい。
服生地としての用途には向いておりませんのでご注意ください。
原産国:インドネシア
インドネシア、バリ島、トゥガナン村で今なお引き継がれている世界でも珍しい経緯絣(たてよこがすり)の布。
グリンシンという呼び名で有名なテキスタイルです。
グリンシンとは古来のバリの言葉で無病息災のような意味といわれています。
村の祭儀の際に正装の一部として肩掛け、胸布などとして着用されたものです。
絣(かすり)には糸の段階で染色した経糸(たていと)で模様を織り上げる経絣(たてがすり)、緯糸(よこいと)で模様を織り上げる緯絣(よこがすり)、経糸・緯糸両方で模様を織り上げる経緯絣(たてよこがすり)があり、経緯絣は世界では日本、インド、インドネシアのバリ島でしか織られていない絣布です。
古い布ですが作られた年代は不明です。
インドネシア、スマトラ島 アチェ州 中部アチェのガヨ族の肩掛け。
前世紀の初めにミシンが導入されてから、ガヨ人は布地を装飾するのに一般的にミシン刺繍を施すようになったと言われています。
この布においては、特にボーダー部分の刺繍が圧巻であり、手刺繍のような自由度をもって繊細な装飾を実現しています。
以前に作られ、使用されていたものです。 古い布と推定されますが、作られた年代は不明。
現在で同様のものを作ること極めて難しいとされており、大変貴重なものです。